11. 永住権の放棄

11.永住権の放棄

*当団体では移民法に関するご相談を受け付けておりませんので、必ず移民法弁護士などの専門家とご確認ください。

再入国許可証なしに米国を12ヶ月以上離れていると永住権の資格を失いますが、自動的に永住権放棄の手続きが完了する訳ではありません。永住権放棄の手続きを行わずにビザウェイバーで米国に入国しようとした方が、審査官にパスポートを没収されるような事態も発生しています。このような米国入国時のトラブルを避けるためにも、永住権放棄の手続きを行いましょう。

永住権放棄は Form I-407 を提出することにより放棄申請手続きを行います。郵送での申請は受け付けていませんので、申請者本人が下記の場所へ来館し手続きする必要があります。

    • 米国大使館(東京):毎週月曜日(休館日を除く)午後2時〜午後3時半です。月曜日が休館日にあたる場合は、翌か曜日の同時間に受け付けます。予約は必要ありません。
    • 那覇総領事館:月曜日〜金曜日(休館日を除く)午前8時〜午前11時と午後1時半〜午後3時。予約は必要ありません。
    • 大阪総領事館:Eメール(NIVOsaka@state.gov)にてお尋ねください。

必要書類

*永住権を放棄した後に非移民ビザを申請する予定の人は、同日にビザ申請の面接予約を取ることができます。提出した Form I-407 は必ずコピーを取り、次回非移民のステータスで米国に入国する際に携帯するようにします。これにより、米国入国時のリスクを回避することが出来ます。

参照元:米国大使館:永住資格の放棄(日本語)

 

永住権放棄に伴う税金申告書類の提出

永住権放棄の手続きをした後に、税務の手続きがあります。具体的には Form 8854 を Internal Revenue Service (IRS) にファイルします。永住権保持者は毎年個人所得税をIRSにファイルする義務がありますので、この Form I-8854 をファイルするまでは税務が続きます。(*永住権放棄の手続きをしただけで所得税申請の義務が自動的になくなる訳ではありませんのでご注意下さい)

【必要書類】

    • Form I-8854 “Initial and Annual Expatriation Statement” (2016)

税務上の手続きに関してましては、永住権放棄の書類をファイルした時期によって取り扱いが異なります。この時期は次の3つに分けられています。

    1. 2004年6月4日〜2008年6月16日
    2. 2008年6月17日〜2015年12月31日
    3. 2016年の間

詳細は IRS 2016 Instruction for Form 8854 をご参照下さい。また、個々のケースに関しましては、会計士の方とご相談されることをお勧めします。

参照元:IRS: Form 8854, Initial and Annual Expatriation Statement