当団体では移民法に関するご相談を受け付けておりませんので、最新の情報/フォームは必ずUSCISのウェブサイトでご確認いただき、また、移民法弁護士などの専門家とご確認ください。
再入国許可証なしに米国を12ヶ月以上離れていると永住権の資格を失いますが、自動的に永住権放棄の手続きが完了する訳ではありません。永住権放棄の手続きを行わずにビザウェイバーで米国に入国しようとした方が、審査官にパスポートを没収されるような事態も発生しています。このような米国入国時のトラブルを避けるためにも、永住権放棄の手続きを行いましょう。
永住権放棄は Form I-407 を提出することにより放棄申請手続きを行います。
USCIS: Record of Abandonment of Lawful Permanent Resident Status
永住権放棄の手続きをした後に、税務の手続きがあります。具体的には Form 8854 を Internal Revenue Service (IRS) にファイルします。永住権保持者は毎年個人所得税をIRSにファイルする義務がありますので、この Form I-8854 をファイルするまでは税務が続きます。(*永住権放棄の手続きをしただけで所得税申請の義務が自動的になくなる訳ではありませんのでご注意下さい。)
詳細は IRS 2018 Instruction for Form 8854 をご参照下さい。また、個々のケースに関しましては、会計士の方とご相談されることをお勧めします。
参照元:IRS: Form 8854, Initial and Annual Expatriation Statement
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