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[ お役立ち情報 ]    ビザ、医療保険、住宅問題など、JASSI がまとめた、社会生活に役立つ情報集です。


[ ビザ・お役立ち情報 ]

[ 10. 市民権の申請 ]

[ 最終更新日:2021年2月 ] 当団体では移民法に関するご相談を受け付けておりませんので、最新の情報/フォームは必ずUSCISのウェブサイトでご確認いただき、また、移民法弁護士などの専門家とご確認ください。

市民権取得を考えている方へ、その申請方法を掲載します。

[ 米国市民権を取得することによって可能になること ]

  • 投票する
  • 米国外で生まれた子に市民権を与える
  • 連邦政府機関、または一定の州政府機関の職に就く
  • 間近の親族の永住権申請の保証人になる
  • 再入国許可証なしで国外を旅行する
  • 公職に就く
  • 陪審員を務める


[ 該当資格 ]

郵送(インストラクションをよくお読みください。)
  • 18歳以上で5年以上永住権保持者として米国に滞在している
    • • 過去5年間、30ヶ月(2年半)以上米国外に出ていたことはない
      • 過去5年間、6ヶ月以上継続する海外への渡航をしていない
  • 両親のどちらかが既に市民権を持ってる18歳未満の子ども
  • 18歳以上で(3年以上の市民権を持った)米国市民と過去3年間婚姻関係にあり、3年以上永住権保持者として米国に滞在している
    • • 過去3年間、18ヶ月(1年半)以上米国外に出ていたことはない
      • 過去3年間、6ヶ月以上継続する海外への渡航をしていない
  • 市民権を移民局に提出する直近の3ヶ月間は米国の住所に居住している
  • 市民権を申請してから米国市民として宣誓を行うまで米国に居住する(*原則としては米国に滞在していることが望ましいですが、海外に出ることは可能です。ただし、海外での滞在期間が6ヶ月以上になると申請資格に問題が出る可能性があります。また、海外に出ている間に面接の通知が届いていて気が付かずに面接日に行かなければ、市民権申請が却下されてしまう恐れがあります。)
  • 通常レベルの英語の読み書きや会話ができ、アメリカ合衆国の歴史、公民、政府についての基本的な知識と理解力を持つ
  • 道理をわきまえ、米国憲法の方針に理解を示している


[ 必要書類 ]

(申請前にインストラクションをよくお読みください)
過去に違法行為、逮捕歴、犯罪などの問題がなければ、通常は弁護士なしで自分で申請できます。

  • N-400 “Application for Naturalization”
    • (親が米国市民である未成年の子は N-600 “Application for Certificate of Citizenship”)
  • パスポート用のカラー写真2枚(申請の30日以内に撮ったもの。裏に名前を書く)
  • グリーンカードのコピー(両面)
  • パスポート写真のページのコピー

上記書類と申請費用を郵送します。宛先はこちら


[ 手続きの流れ ]

  • 申請後45日〜60日程で移民局から申請書を受理したという内容の手紙(I-797C “Receipt Notice:申請受領証”)と指紋採取要請の手紙(ASC Appointment Notice:指紋と写真を撮る日程と場所が指定された用紙)が届きます。
  • 半年〜一年の間に面接の日時を知らせる通知が届きます。
  • 面接をし、英語と歴史、一般常識のテストを受けます。
  • 面接とテストに合格後したら30日〜半年で最終審問と先生の通知が届きます。
  • 裁判所にて最終審問と宣誓をし、市民権が取得できます。


[ よくある質問 ]

1) 市民権に関する質問

  • Q: 誰がアメリカ合衆国の正当な市民権を取得できますか?
  • A: グリーンカード保持者が永住権を取得できます。


2) 継続移住期間に関する質問

  • Q1: 私は1998年の9月1日に観光ビザでアメリカに入国し、2003年3月12日に永住権を取得しました。また、妻が2001年10月1日にアメリカに入国し、2001年11月2日にグリーンカードを取得しました。私たち夫婦は、いつ市民権の申請を始めることができますか?
  • A1: いつ、どのようにアメリカに入国したかに関らず、グリーンカードが発行された日から5年後に市民権の申請資格が得られます。市民権の申請を始める3ヶ月前からフォーム (N-400) を申請することができます。従って、あなたは2007年12月12日、あなたの妻は2006年8月7日に市民権申請の手続きを始めることができます。

  • Q2: 5年間の在留期間とは?
  • A2: 永住権の発行日から5年です。従って、1998年3月10日に発行された永住権をお持ちの方は、2002年12月10日より市民権の申請を開始できます。3ヶ月前からの申請が可能なので、実際には永住権の発行日より4年9ヶ月目からです。

  • Q3: 私の妹はアメリカ人と結婚し、その配偶者として2000年6月1日にアメリカ合衆国に入国しました。妹のパスポートには永住権保持者を示す番号が記載されていますが、まだグリーンカードを取得していません。グリーンカードを持っていなくても、市民権を取得する権利があるのでしょうか?
  • A3: 彼女の場合は既に永住権を認められているので、グリーンカードを持っているか否かに関わらず、市民権取得権利があります。配偶者がアメリカ人がある場合は、少なくとも3年間の継続移住が必要とされていますが、正確には2年9か月の継続移住後から正式な手続きを始めることができます。


3) 継続移住の身体的証明についての質問

  • Q: 実際どのように継続移住の証明がされるのですか?
  • A: 5年間の継続移住期間のうち、少なくとも合計2年半の期間は実際アメリカに移住していなけばなりません。(配偶者がアメリカ人の場合、合計1年半の期間で可能)


4) 州民制度についての質問

  • Q: カリフォルニア州から ニューヨーク州に引っ越したのですが、ニューヨーク州民になるためには、どのくらいの期間ニューヨークに住んでいることが必要でしょうか?
  • A: ニューヨーク州民になるには最低3ヶ月間ニューヨークに住んでいなければいけません。


5) 市民権取得の際の英語、歴史のテストに関しての質問

  • Q1: 現在60歳の私の母は、英語をほとんど話すことができません。英語のテストに合格することは難しいでしょうか?
  • A1: 50歳以上で最低20年間のグリーンカード保持者、もしくは55歳以上で最低15年間のグリーンカード保持者の場合は英語のテストが免除されます。しかし、その場合でもアメリカ合衆国の歴史と政治に関する知識があることを母国語で証明する必要があります。

  • Q2: どのようにテストに備えたらよいでしょうか?
  • A2: 地域の州立か私立の学校、または社会福祉事業団体が行っている市民権取得のためのクラスに参加することができます。英語のテスト教材は USCIS: Study Materials for the English Test、歴史と政治に関するテスト教材は USCIS: Study Materials for the Civics Test を参考にしてはいかがでしょうか。

  • Q3: そのテストに関して、どの程度の歴史と政治の知識が必要でしょうか?
  • A3: 歴史と政治に関するテストは上記のテスト教材(USCIS: Study Materials for the Civics Test)の中から100問中10問出題されます。但し、65歳以上で永住権取得から20年以上経過している人は、上記のテスト教材(USCIS: Study Materials for the Civics Test)の100問のうち、「*」のマークのついている問題だけが出題されます。試験官が申請者の様子を見ながら出題します。10問のうち6問正解すれば合格で、その場で伝えてくれます。不合格の場合も面接試験のその場で伝えられます。再試験は、最初の試験から60日〜90日後に設定されます。


6) 市民権取得の際の倫理上の品行、または徳性に関する必要条件

  • Q: アメリカ合衆国の憲法に記載されている倫理上に品行、または徳性に関して条件を満たしている人物とはどのような人物ですか?
  • A: 基本的に悪質な重罪、または倫理的に品性を欠いた卑劣な犯罪を侵した人物は申請できません。重罪とは、拳銃の発砲、麻薬、殺人、強姦、麻薬の売買等に関わる罪のことです。また、窃盗、密輸入、反政府的行為もこれにあたります。倫理的に品性を欠いた卑劣な犯罪人物とは、言動や行動が極めて悪質で、道徳的に欠如した人物のことで、放火、強盗恐喝、横領、殺人、偽証や性犯罪の罪を侵した人です。麻薬密売などで利益を得たり、売春や賭博によって不法に利益を得ることもこれに相当し、駐車違反や酔っ払いによる品行を欠いた行いも罪に含まれます。(*犯罪歴や有罪の判決を受けたことがある人は、国外追放される可能性もあるので、予め弁護士に相談してください。)


[ 手続きについての Q & A ]

永住権を持った移住者が N-400 フォームの8つの条件を満たしている場合、市民権の申請をすることができます。

1) 市民権の申請

  • Q1: 市民権申請の書類はどこでもらえますか?
  • A1: 住んでいる地域の移民局の窓口で N-400 フォームをもらうことができます。ニューヨークの場合、市民権の書類は下記の場所で入手可能です。
    • 26 Federal Plaza, 1st floor
      New York, NY 10278
    しかし、申請手続きの場所はテキサス州の移民局になります。

  • Q2: 申請する際、証明写真や指紋なども必要ですか?
  • A2: 証明写真(カラーで、真正面から写したもの)2枚のみが必要です。申請書送付時に2枚とも一緒に送付します。その際に裏に名前を書いておきましょう。指紋については申請後、移民局サポートセンターで指紋を採取します。
    *申請する際、書類のコピーを全て取り、必ず保管しておいて下さい。

  • Q3: 市民権を取得後、自分の子供は自動的に市民権を得ることが可能でしょうか?
  • A3: 子供の年齢が18歳以下でグリーンカードを持っていれば、自動的に市民権を得ることができますが、詳しくは弁護士に確認してください。


1) 移民局での面接について

  • Q1: (N-400) フォームをを提出した後、どのくらいで移民局の面接を受けることができますか?
  • A1: これは市民権を申請した移民局によりますが、基本的には市民権申請の書類を送付後約45日から60日の間に受取通知書が届きます。通常、移民局から面接日時の通知書が届くまでに約6か月かそれ以上かかります。

  • Q2: 市民権の申請をしたのですが、移民局から受取通知書が届きません。どうすれば良いですか?
  • A2: 市民権申請後60日を経過しても受取通知書が届かない場合は、移民局にその旨を書いた手紙を送付します。手紙には市民権を申請した日付けとグリーンカードの番号(Aナンバー)を一緒に記入し、申請書のコピーも添付したうえ、書留郵便で送付してください。ニューヨーク、コネチカット、ニュージャージーで申請を行った方は手紙を下記の住所に送付してください。また、郵送した手紙をコピーして保管しておいて下さい。
    • USCIS
      P.O. Box 660060
      Dallas, TX 75266

    • Q3: 受取通知書は受け取ったのですが、面接の通知が届きません。どうすれば良いですか?
    • A3: 移民局によると、手続きは約8ヶ月から10ヶ月間かかるそうですが、実際には申請者のほとんどが申請してから約9ヶ月から12ヶ月後に面接日時の通知を受け取っています。もし一年以上経過しても面接日時の通知を受け取っていない場合は、まず手紙で移民局に面接日の申し出をします。その際に、申請した日時、グリーンカードの番号、受取通知書のコピーを添付し、送付時の住所を申請時に書いた住所と必ず同住所にしたうえで、書留郵便で送付してください。移民局での手続きの遅延が予想されるので、手紙を送付してから約一ヶ月は回答を待ってみて下さい。返答が無い場合、移民局に (G-14) フォームを申請してください。(G—14) フォームは、申請後に手続きの途中経過の問い合わせや確認をするためのものです。
      • 移民局:212-206-6500(ニューヨーク州), 1-800-870-3676(ニューヨーク州以外)

    参照元:USCIS: Application for Naturalization